連載企画④~楽曲を指南する楽譜~

連載企画も後半に入りました!4回目は、ミュージカルの醍醐味である”歌”を練習する上で必要不可欠な、楽譜制作に携わる役職についてご紹介します!🎼

楽譜は、みなさまに直接お見せする機会はないものですが、キャストたちが肌身離さずもっているほど、練習では欠かせないお守りのようなものなんです!!

そんなキャストの”必需品”である楽譜をみーあキャットでは、音楽経験のあるメンバーを中心に、毎公演一から制作しているんですよ✨

『Les Misérables』や『ノートルダムの鐘』は、公演で使用する楽曲数が多いため、練習が始まる何カ月も前から、楽譜制作メンバーは準備に取り掛かってくれていました👏

楽譜制作は、時間を要するうえに根気のいる作業ですが、制作メンバーは、みんなのために一曲一曲丁寧に楽譜の制作にあたってくれています💻

制作メンバーの努力のおかげで、キャスト全員が歌に対する共通認識をもって練習し、統一感のある歌声を舞台で披露できています!🎵


今回は、楽譜制作のリーダーからみーあキャットの楽譜制作についてうかがいました☆


―一番やりがいを感じるのはどんな時ですか?

練習でみんなが楽譜を読んでくれている時です!楽譜を作る際にできるだけいろんなアーティキュレーションを記載することを心がけているので、それを再現しようとしてくれる時が嬉しいです!


—楽譜制作で大変だと感じるのはどんなことですか?

参考楽譜がない場合の楽譜作成が大変です。作品によっては楽譜が世の中に出回っていないことがあります。その場合、音源を聴いて楽譜を書き起こさないといけないのでかなり大変です。

あと、作品によっては外国語の歌詞で歌わなければならないものがあるので、その歌詞の打ち込みにはかなり労力を使います。『The Sound of Music』のヨーデルの部分や『ノートルダムの鐘』のラテン語は苦労しました😅

—工夫していることや心がけていることはありますか?

「作曲家の意図は全て楽譜に記されている」と言われるくらい、楽譜には沢山のメッセージが詰まっています。なので出来る限り元の楽譜に忠実に表記するようにしています。また、少し難しい音楽記号を記載する際は日本語で説明を加えたりしています。


—最後に意気込みをお願いします!

先ほども述べたように、楽譜は楽曲の説明書のような役割を果たします。なので、よりよい説明書を作れるように頑張りたいと思います!


今回も制作陣の活躍ぶりが垣間見えるインタビューになったと思います!

連載企画も残り3回となりました🖊

今までの連載記事もこちら↓からご覧いただけるので、ぜひ公演制作の裏側を覗いてみてくださいね👀🔍

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